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2005年08月22日

PMP試験

本日は、PMP(プロジェクト・マネージメント・プロフェッショナル)の試験を受けてきました。
結果は、無事合格。何か肩の荷が下りた感じ。
元々、本人の意思ではなく、会社からの業務命令みたいなもので、講義の受講から、試験まで受けるハメになったのだけど、でも中々面白い世界ではあった。実際の業務にどこまで活かせるかは分からないけど、考え方は結構参考になったと思う。
このPMP試験は、2005年9月24日から新体系となる。昨今、プロジェクト・マネージメントが重要視されているせいもあり、PMP資格取得者が急増しており、新体系への変更によって、難易度が上がる事が予想されており、駆け込み寺のように今の体系の試験受講者が殺到してるのが今の現状。事実、今からだと9月以降分しか申し込めないけど、結構満席ばかりらしい。
そんな訳で、今日の試験の模様をレポートします。

受験会場は、新横浜のYS新横浜ビル。
横浜市営地下鉄で行けば、8番出口から出てすぐのとこにある。
ビルの4Fに上がって、受付に行き、試験予約時のConfirmation番号と身分証明書(パスポートが一番良いみたい)を提示する。そうすると、試験時の注意事項等記載されてるシートを渡され一通り読んだ後、返却し、身分証明書を渡して待機。
待機中に身の回りのものを全てロッカーにしまう。
テスト会場に持ち込めるのは、身分証明書とロッカーの鍵のみ(飲食物もダメ)。他は原則持ち込み不可で、全てロッカーにしまう。

ちなみに喫煙所はなく、受付に聞いたら1Fにありますと言われ、1Fに行くも見当たらず。しょうがなく外に出ると隣のビルの入り口に灰皿が置いてあったので、そこで喫煙(いつも置いてあるものかどうか分からんけど)。


テスト会場の方から名前を呼ばれ、入室。そこで、入室の際の署名と時間を記入し、係の人から計算機と鉛筆2本とメモ紙6枚渡される。そのまま簡単に説明を受けた後、パーティションで区切られた試験用PCの前に連れて行かれる。係の人は画面のセットアップをして、そのまま特に何も言わずに去ってしまった。
うん?始めていいのかぁ?
試験開始は9時とか聞いてたけど、まだ8時40分くらいのはず?でも画面を見てみると、既に減算のタイマーは動き始めてる。と言う訳で、始めました。
最初は操作のチュートリアル、それが終わるといきなり問題が出始める。問題文自体は英語で記載されてるけど、右上の「JAPANESE」のボタンをクリックすると日本語訳が出てくる。
でも時々、この翻訳が違和感がある場合があるので、原文と読み比べた方がよい。その方が質問の意図・選択肢の意図がはっきりする事も多い。
時に次の質問に遷移する時に画面が真っ白になる事がある。私の場合2回あった。テスト前に係の人から白くなる場合があるけど、フリーズではなく少しすると復旧するので何もせず待ってて下さいと説明されてたが、結構戻るのに時間がかかった。感覚的には1〜2分かかったような。ちょっと焦る。

尚、テスト会場の空調は非常によく効いてる。そう言う噂は聞いてたので、長袖のシャツで臨んだのだけど、でも冷えてる。おまけに家出る前にアイスコーヒーやらお茶やら、更に効果があると聞いてユンケル(笑)まで飲んでて水分を過剰に補給してたのもあって、途中で・・尿意を催してきた。
こういうのって気になりだすと急激に進行するもので、もう我慢出来ずに思わずトイレに行きたいのですがぁと離席してしまいました。
会場から出るときは、署名と時間を記入して退出。また戻る時に署名と時間を記入。と言う訳で、テスト中でもトイレに行く事は可能です。でも喫煙とかはダメです。ちなみに退室する時に空調効いてますねと言ったら、戻った時、幾分空調が緩くなってた。

ちょっと本筋からずれてきましたが、肝心の問題内容は、結構迷う問題が多い。
勿論、秒殺の問題もあるが、選択肢4つのうち、2つは明らかに違ってて残りの2つは、う〜んどっちだろうって言うのが結構多い印象でした。
私は、アイシンクの講義や模試を受講してたのだけど、模試の際も、本試験は模試の大体8割程度の成績になると言われてたけど、確かにそんな感じ。結構よく考えないと分からない(考えても分からないのも勿論あります)。
また、プロジェクト・マネージャーとしてどうするか?類いの問題も結構あり、基礎的な考え方を応用させるパターンの問題も多い。ただ言えるのは、

・まずは事実の確認、及び(必要な場合は)インパクト・リスク等の確認
・次に、しかるべき機関・人への正しい手順での承認手続き(変更管理委員会、上位マネージメント、等々)
・承認後に対策行為

と言った原則を意識してれば、答えが見えてくると思う。また問題文をよく読んで、上記の原則が問題文中でどこまでなされてるかも注意する必要あり。答えとしてはその次のステップを実施する形となるからだ。


全体的に覚える用語が多いため、暗記物のような感もあるが、基本的な考え方を理解してないと分からない問題も多い。200問出題で時間は4時間。でも結構いっぱいいっぱいな感じ。
分からない問題や微妙な問題はマークしといてさっさと次に移るような感じで進めて、一通り終わったのが、3時間ほど経過した頃。それからマークを付けた問題をまたじっくり考えながら見直して、でも結局ほとんど分からず何となくこれかなぁとか思いながら、終わったのは15分前。
後15分なので、そのまま4時間経つまで待って、試験終了。時間切れの場合、タイムオーバーみたいなメッセージが出て、そのまま試験結果の集計に移る。(4時間経過前に終わる場合は「END OF EXAM」をクリックすれば終わると思う。試してないけど。)
集計処理が終わって画面に「CONGRATULATIONS」と表示された。
その後に、YOU PASSED PMPみたいなニュアンスの事が書かれててあったので、おそらく合格したんだろうと思い、席を立ち、係の方に電卓、鉛筆、メモ用紙を返却し、退室。その後、係の人から名前を呼ばれ何か紙を渡された。テストの結果が書かれた紙で、それ渡されて「お疲れさまでした」としか言われなかった。「おめでとうございました」とか全然ないので、受かったのかどうか不安がよぎるが、渡された紙の点数も平均すると79%ぐらいなので、158点ぐらいだったと思われる(合格ラインは137点)。
ちなみに正確な点数は分からない。渡された紙だと、各プロセス(立ち上げ、計画、、、)毎の正解パーセンテージが書かれてるだけで、総合点は分からないのだ。でも紙に、Ovrall - Passと書かれてたので合格はしてるよう。釈然としないと言うか、今ひとつ盛り上がりにかけるけど。


しかし、4時間という長丁場。けっこー疲れます。ユンケル効果もあまり感じなかった(途中で行ったトイレで流れたか??)。
でも何か気が抜けた。無事合格してしまったので、急速に用語とか内容とか忘れそう・・・。まぁ、そういうもんですかね。
と大分長くなってしまいましたが、終了です。

投稿者 bauhaus : 2005年08月22日 21:45   « F1トルコGP決勝 | 昭和記念公園 »

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