その後は、マッサが快調に飛ばし、2位ハミルトン以下、後続をぐいぐい引き離す。
ライコネンが8週目にスローダウン。リタイアとなってしまった。ここでノーポイントは痛い。
アロンソは、4位に後退した後もペースが上がらず、ハミルトンにも置いて行かれる羽目に。
その後のレース展開は、特にドラマもなく、淡々と進み、マッサが手堅くポール・トゥ・フィニッシュを飾った。ポールから飛び出し、何の障害もない時のマッサは強い。
2位はこれで3戦連続でハミルトン。相変わらずの速さと安定ぶりだ。
このスーパールーキーがポディウムの頂点に昇るのもそう遠くないだろう。3位にアロンソ。今回も地元グランプリではあったものの、ハミルトンにしてやられた。

次戦、F1第5戦は、2週間後。伝統のモナコGP。状況的にはフェラーリの方が若干アドバンテージがあるように見えるが、ここのレースはまた別物だ。果たしてどんな展開になるか。

F1第4戦、スペインGPの結果は以下の通り。

1 Ｆ・マッサ フェラーリ 1:31:36.230
2 Ｌ・ハミルトン マクラーレン + 6.670
3 Ｆ・アロンソ マクラーレン + 17.456
4 Ｒ・クビサ ＢＭＷ + 31.615
5 Ｄ・クルサード レッドブル + 58.331
6 Ｎ・ロズベルグ ウィリアムズ + 59.538
7 Ｈ・コヴァライネン ルノー + 62.128
8 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
9 Ｇ・フィジケラ ルノー + 1 laps
10 Ｒ・バリチェロ ホンダ + 1 laps
11 Ａ・デビッドソン スーパー アグリ + 1 laps
12 Ｊ・バトン ホンダ + 1 laps
13 Ａ・スーティル スパイカー + 2 laps
14 Ｃ・アルバース スパイカー + 2 laps
Did not finish
15 Ｎ・ハイドフェルド ＢＭＷ + 18 laps
16 Ｒ・シューマッハ トヨタ + 20 laps
17 Ｖ・リウッツィ トロロッソ + 46 laps
18 Ｓ・スピード トロロッソ + 55 laps
19 Ｋ・ライコネン フェラーリ + 56 laps
20 Ｊ・トゥルーリ トヨタ + 57 laps
21 Ｍ・ウェーバー レッドブル + 58 laps
22 Ａ・ブルツ ウィリアムズ + 64 laps