F1、2011 第15戦 日本GP - バトン連勝、ヴェッテルがタイトル獲得

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日本GP・鈴鹿と言えば、昔はタイトル決定の舞台によくなった場所だ。
3度のチャンピオンとなった、アイルトン・セナは3回とも鈴鹿でチャンピオンを決めている。
それも以前は鈴鹿はラスト2戦目で開催されて来ており、タイトル確定の場となる確率が高かったと言う事なのだが。

今年は鈴鹿は全19戦のうち、15戦目。残り4戦もある。
しかし今シーズンはヴェッテルの圧倒的な強さで、ここ鈴鹿で1ポイントでも獲得すればタイトル決定と言う状況。
そして、ヴェッテルは鈴鹿に強く過去2年連勝している。

予選は全体的にマクラーレンが好調。特にフリープラクティスから全般的にバトンの仕上がりが良好な感じ。しかしマクラーレン有利な感じで進んだ予選も、今シーズンはいつもこのパターンではあったが、最後にヴェッテルが逆転PP奪取。2位にバトン、3位にハミルトンのマクラーレンコンビが続く。

レースはヴェッテルがスタートでは首位を死守したものの、その後のタイヤ交換のタイミングでバトンが首位に。更にアロンソが2位に躍り出る。
レースは結局バトンが勝利。ここのところのバトンのパフォーマンスは実に安定している。全く不安定なハミルトンとは対照的だ。
そしてヴェッテルが3位に入り、今シーズンのタイトルを決めた。
全体的にヴェッテル圧勝な雰囲気の今シーズン。タイトル争いは早くも終わってしまった。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. ジェンソン・バトン McLaren 1:30:53.427
2. フェルナンド・アロンソ Ferrari +1.160
3. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull +2.006
4. マーク・ウェーバー Red Bull +8.071
5. ルイス・ハミルトン McLaren +24.268
6. ミハエル・シューマッハ Mercedes +27.120
7. フェリペ・マッサ Ferrari +28.240
8. セルジオ・ペレス Sauber +39.377
9. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +42.607
10. ニコ・ロズベルグ Mercedes +44.322
11. エイドリアン・スーティル Force India +54.447
12. ポール・ディ・レスタ Force India +1:02.326
13. 小林可夢偉 Sauber +1:03.705
14. パストル・マルドナド Williams +1:04.194
15. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +1:06.623
16. ブルーノ・セナ Lotus Renault +1:12.628
17. ルーベンス・バリチェロ Williams +1:14.191
18. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +1:27.824
19. ヤルノ・トゥルーリ Team Lotus +1:36.140
20. ティモ・グロック Virgin +2 Laps
21. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +2 Laps
22. ダニエル・リチャルド HRT +2 Laps
23. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +3 Laps
Did not finish
24. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +42 Laps

F1、2011 第14戦 シンガポールGP - 快進撃ヴェッテル3連勝

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F1-2011-R14.jpg

F1第14戦、シンガポールGP。
夜中に行われるナイトグランプリ。
最初の頃はミッドナイトGPと言う事で物珍しさもあったけど、だんだん慣れてきた感のあるシンガポールの公道コース。
しかし、ここはまだウェットレースになった事がない。ウェットになった時にどんな混乱が起きるのかは未知数だ。

さて、F1の夏休み明けのベルギーGPから再び快進撃をみせるヴェッテル。このレース、バトンやアロンソ、ウェバーの順位次第では早くもチャンピオンシップ獲得の可能性あり。
そして予選はもう定番となってしまったが、ヴェッテルがまたまたブッチ切りのPP獲得。レッドブルと言うかヴェッテルはここに来てまた他チームとのギャップを広げているようだ。

決勝レース。PPから飛び出したヴェッテルは快調なレース運び。2番手のウェバーがスタート失敗し、その割を喰らった感じのハミルトンも後方に下げる。
ヴェッテルは終始レースをコントロール。レース後半バトンに追い詰められるシーンもあったが結局危なげ無くトップチェッカー。3連勝の今期9勝目だ。
2番手はバトンが入り、タイトルは次戦、鈴鹿に持ち越しとなった。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull 1:59:06.757
2. ジェンソン・バトン McLaren +1.737
3. マーク・ウェーバー Red Bull +29.279
4. フェルナンド・アロンソ Ferrari +55.449
5. ルイス・ハミルトン McLaren +1:07.766
6. ポール・ディ・レスタ Force India +1:51.067
7. ニコ・ロズベルグ Mercedes +1 Lap
8. エイドリアン・スーティル Force India +1 Lap
9. フェリペ・マッサ Ferrari +1 Lap
10. セルジオ・ペレス Sauber +1 Lap
11. パストル・マルドナド Williams +1 Lap
12. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +1 Lap
13. ルーベンス・バリチェロ Williams +1 Lap
14. 小林可夢偉 Sauber +2 Laps
15. ブルーノ・セナ Lotus Renault +2 Laps
16. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +2 Laps
17. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +2 Laps
18. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +2 Laps
19. ダニエル・リチャルド HRT +4 Laps
20. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +4 Laps
21. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +5 Laps
Did not finish
22. ヤルノ・トゥルーリ Team Lotus +14 Laps
23. ミハエル・シューマッハ Mercedes +33 Laps
24. ティモ・グロック Virgin +52 Laps

F1、2011 第13戦 イタリアGP - ヴェッテル快調、連勝

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F1-2011-R13.jpg

F1、第13戦、イタリアGP。
最もクラシックかつ単純なコースレイアウトのモンツァでのレース。
ここのコースは直線とシケインを繋げただけのような単純なレイアウト。それだけに最高速は伸び、F1サーカスの中でも最も最高速が高く、レースの平均速度も最も高いグランプリ。

この為、例年、各チームともリアウィングは可能な限り薄く、寝かせて、ダウンフォースを削り、最高速重視のセッティングを持ち込むのだが、今年は、DRSと言う要素もあり、若干様相が異なっていた。

マクラーレンは大きめのウィングを採用、レッドブルも同様にダウンフォース付け目で予選はDRSでマージンを稼ぐ戦略に出た。
ポールはもはや定位置になった感のあるヴェッテルが奪取。しかしここモンツァはレッドブルに不利なサーキットと見られており、ここでポール獲得は快挙だ。しかも戦略の違い、セッティングの違いからヴェッテルの最高速自体は最も遅い部類だった。ダウンフォース+コーナー重視のセッティングで持ってきた。

そしてレース。
レース開始早々、HRTのリウッツィがクラッシュを演じ、他社も巻き込み、セーフティーカー出動。絶好のスタートを切ったのはフェラーリ、アロンソで一気にトップに躍り出た。
しかし、レース再開後、アロンソの首位はあっけなく陥落。すぐにヴェッテルに抜き去られる。最高速よりも加速を重視したようなギアレシオ戦略もあり、コーナーの立ち上がりであっという間に抜き去った。
一方、レッドブルの作戦に合わせ、ある程度ダウンフォースを付け最高速を犠牲にする方向の作戦を取ったマクラーレンは、メルセデスのシューマッハに先をいかれ、DRSを使っても最高速の伸びるシューマッハを抜けないと言うジレンマに陥った。特にシューマッハとハミルトンの争いは中々の白熱ぶり。何とか抜こうとするハミルトンを巧みなライン取りで防御するシューマッハ。往年の走りを思わせる集中した素晴らしい走りだったと思う。シューマッハもベルギーもそうだったが、調子は取り戻しつつある感がある。

結局レースは、首位に立った後は至って安定したレースコントロールをしたヴェッテルが前戦に続き連勝を飾った。ますます2位とのギャップを広げた。チャンピオンシップも満帆な感じになってきた。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull 1:20:46.172
2. ジェンソン・バトン McLaren +9.590
3. フェルナンド・アロンソ Ferrari +16.909
4. ルイス・ハミルトン McLaren +17.417
5. ミハエル・シューマッハ Mercedes +32.677
6. フェリペ・マッサ Ferrari +42.993
7. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +1 Lap
8. ポール・ディ・レスタ Force India +1 Lap
9. ブルーノ・セナ Lotus Renault +1 Lap
10. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +1 Lap
11. パストル・マルドナド Williams +1 Lap
12. ルーベンス・バリチェロ Williams +1 Lap
13. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +2 Laps
14. ヤルノ・トゥルーリ Team Lotus +2 Laps
15. ティモ・グロック Virgin +2 Laps
16. ダニエル・リチャルド HRT +14 Laps
Did not finish
17. セルジオ・ペレス Sauber +21 Laps
18. 小林可夢偉 Sauber +32 Laps
19. エイドリアン・スーティル Force India +44 Laps
20. マーク・ウェーバー Red Bull +49 Laps
21. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +52 Laps
22. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +53 Laps
23. ニコ・ロズベルグ Mercedes +53 Laps
24. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +53 Laps

F1、2011 第12戦 ベルギーGP - ヴェッテルが4戦ぶりの勝利

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4週間もの夏休みを経て、F1が再び始動した。
第12戦、ベルギーGP。クラシカルな名コース、スパ・フランコルシャンがその舞台。
このスパはF1サーキットの中でも屈指の名コース。F1ドライバー、関係者の中でも鈴鹿に並んで人気の高いコース。
自然の地形をそのまま生かしたダイナミックなレイアウトや、超名物コーナーのオー・ルージュ、ころころ天候が変わるスパ・ウェザーという感じで非常にチャレンジングでドライバーの腕が試されるサーキットだ。

シューマッハがデビューしたのもこのスパ。そして初優勝を飾ったのも、ここスパ・フランコルシャン。そのシューマッハはF1デビュー20周年記念だそうな。

予選はウェットからドライへと変わる難しいコンディション。結局予選を制したのはヴェッテル。2位にはハミルトン、3位ウェバーとここ最近の力関係と言う感じ。フェラーリはやや不調。
決勝レースはドライコンディション。
スタート直後、ロズベルグが最高のスタートを決め首位に立つが、ヴェッテル、アロンソと次々に抜かれ陥落。
序盤はヴェッテル、アロンソ、ハミルトンの順位でレースが続く。ハミルトンは、タイヤ交換後、小林可夢偉とストレートで接触しクラッシュ、リタイヤ。可夢偉を抜ききったと勘違いしての接触。気になったのは、今回ハミルトンの車はストレートが遅かったこと。セッティングの問題だろうか。

このクラッシュでセーフティーカーが導入されレース模様が動いた。バトンが予選は13番手と不本意の結果に終わったが激走で次々とオーバーテイク。最終的に3番手まで浮上した。
ここの所のバトンの走りはいい。
レースは結局、危なげなくヴェッテルが勝利。ヨーロッパGPから4戦ぶりの勝利だ。
そしてチャンピオンシップもますます磐石となった。
シューマッハが5番手に入った。得意のコースで久々の好パフォーマンス。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull 1:26:44.893
2. マーク・ウェーバー Red Bull +3.741
3. ジェンソン・バトン McLaren +9.669
4. フェルナンド・アロンソ Ferrari +13.022
5. ミハエル・シューマッハ Mercedes +74.464
6. ニコ・ロズベルグ Mercedes +48.674
7. エイドリアン・スーティル Force India +59.713
8. フェリペ・マッサ Ferrari +1:06.076
9. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +1:11.917
10. パストル・マルドナド Williams +1:17.615
11. ポール・ディ・レスタ Force India +1:23.994
12. 小林可夢偉 Sauber +1:31.976
13. ブルーノ・セナ Lotus Renault +1:32.985
14. ヤルノ・トゥルーリ Team Lotus +1 Lap
15. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +1 Lap
16. ルーベンス・バリチェロ Williams +1 Lap
17. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +1 Lap
18. ティモ・グロック Virgin +1 Lap
19. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +1 Lap
Did not finish
20. セルジオ・ペレス Sauber +17 Laps
21. ダニエル・リチャルド HRT +31 Laps
22. ルイス・ハミルトン McLaren +32 Laps
23. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +38 Laps
24. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +44 Laps

F1、2011 第11戦 ハンガリーGP - バトンが勝利

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F1第11戦はハンガリーGP。
東欧圏唯一のGPで、1986年より開催されている老舗のグランプリ。
この25年のレース開催のうち、ウェットレースは2006年の1回しかないと言う、雨になることがほとんどないサーキットだ。

その少ない雨が今年はヒットした。
予選はドライコンディション。そして、PPは辛くもヴェッテルが獲得したが、2位ハミルトン、3位バトンのマクラーレンが続き、明らかにレッドブルのマージンがなくなってきている。エキゾースト規制の影響なのかどうなのか。

そしてレースはウェットコンディション。
レーススタート直後から、ハミルトンが前戦ドイツGPでの勢いそのままにトップのヴェッテルを追い回し、ヴェッテルはたまらず2コーナーでワイドに膨らみ、首位陥落。
その後はハミルトンが順調にトップを快走し連勝ムードだったが、レースは後半動いた。一旦ドライコンディションに変わっていたが再び雨が降り出す。
ここでハミルトンが単独スピンを喫し、2位バトンとの順位が逆転。
その後、インターミデェイトへのタイヤ交換判断失敗や、スピンによってコースを塞いだ為ドライブスルーペナルティを喰らいハミルトンは優勝候補から脱落。

そして気がつけば勝利を飾ったのはバトン。2006年の初めての雨のハンガリーGPで初優勝を飾ったのがバトンだ。しかし、バトンはハンガリーと雨とほんとに相性がいい。相性がいいものが揃い、しかも今回はバトンのちょうど200戦目のGP。
全てがバトンにとっていい方向に進んだという感じのレースだった。

レッドブルは厳しいレース。でもちゃっかりヴェッテルは2位獲得で磐石。

さて、F1はこれから長い夏休みにはいる。次のレースは8/28のベルギー。
再開後、勢力図がどのように変わるだろう。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. ジェンソン・バトン McLaren 1:46:42.337
2. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull +3.588
3. フェルナンド・アロンソ Ferrari +19.819
4. ルイス・ハミルトン McLaren +48.338
5. マーク・ウェーバー Red Bull +49.742
6. フェリペ・マッサ Ferrari +83.176
7. ポール・ディ・レスタ Force India +1 Lap
8. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +1 Lap
9. ニコ・ロズベルグ Mercedes +1 Lap
10. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +1 Lap
11. 小林可夢偉 Sauber +1 Lap
12. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +1 Lap
13. ルーベンス・バリチェロ Williams +2 Laps
14. エイドリアン・スーティル Force India +2 Laps
15. セルジオ・ペレス Sauber +2 Laps
16. パストル・マルドナド Williams +2 Laps
17. ティモ・グロック Virgin +4 Laps
18. ダニエル・リチャルド HRT +4 Laps
19. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +5 Laps
20. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +5 Laps
Did not finish
21. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +15 Laps
22. ミハエル・シューマッハ Mercedes +44 Laps
23. ニック・ハイドフェルド Lotus Renault +47 Laps
24. ヤルノ・トゥルーリ Team Lotus +53 Laps

F1、2011 第10戦 ドイツGP - ハミルトン、今季2勝目

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2011年、F1第10戦の舞台はドイツGP。
ちょうどシーズンの真ん中。
ドイツGPは、ホッケンハイムとニュルブルクリンクの交互開催。今年はニュルブルクリンクの番だ。ニュルブルクリンクのコースは、M.シューマッハ(最初の)引退後、彼の名にちなんだコーナー名が付けられたが、まさか現役復帰してそのコーナーを走る事になるとは(引退当初は)本人も思わなかったかも知れない。
ドイツGPは毎年財政難の話が出てくる。特にニュルブルクリンクは厳しく今後はどうなるかは分からないようだ。バーニー・エクレストンは何とか救済したいとは考えているようだが。

さて、前戦のイギリスGPで一旦ブロウンディフューザーが禁止となったが、結局禁止は解除され、ヨーロッパGP時点での規制が適用される事となった。予選と決勝のエンジンマッピングは不可と言う内容だ。
この影響は、やはりあるのか、予選の模様も様変わり。ポールはウェバーが奪取しレッドブルのPPは相変わらずだが、2位にハミルトンとなり、ヴェッテルは今シーズン初めてフロントローから脱落。ウェバーとハミルトンの差もコンマ1秒の接戦だった。

決勝レースは怪しい雲行きの中だったが、結局はドライコンディション。
そして、スタートで飛び出したハミルトンとウェバー、フェラーリ、アロンソの三つ巴の戦いが最後まで続く好レースだった。
結局、レースを制したのはハミルトン。今季2勝目。ピットイン戦略のアヤとタイヤが暖まりやすい・にくいの各車の特性が影響したレースだった。
全般的に一番速かったのは、わずかにアロンソだった感はあるが。

ヴェッテルは不調。マッサとの争いを何とか制し4位に落ち着いた。
今回のレースを見る限りはレッドブルのギャップは大分縮みつつある。これがドイツGPだけのものか、今後もそうなのかは分からないが。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. ルイス・ハミルトン McLaren 1:37:30.334
2. フェルナンド・アロンソ Ferrari +3.980
3. マーク・ウェーバー Red Bull +9.788
4. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull +47.921
5. フェリペ・マッサ Ferrari +52.252
6. エイドリアン・スーティル Force India +1:26.208
7. ニコ・ロズベルグ Mercedes +1 Lap
8. ミハエル・シューマッハ Mercedes +1 Lap
9. 小林可夢偉 Sauber +1 Lap
10. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +1 Lap
11. セルジオ・ペレス Sauber +1 Lap
12. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +1 Lap
13. ポール・ディ・レスタ Force India +1 Lap
14. パストル・マルドナド Williams +1 Lap
15. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +1 Lap
16. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +2 Laps
17. ティモ・グロック Virgin +3 Laps
18. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +3 Laps
19. ダニエル・リチャルド HRT +3 Laps
20. Karun Chandhok Team Lotus +4 Laps
Did not finish
21. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +16 Laps
22. ジェンソン・バトン McLaren +18 Laps
23. ルーベンス・バリチェロ Williams +37 Laps
24. ニック・ハイドフェルド Lotus Renault +50 Laps

F1、2011 第9戦 イギリスGP - アロンソ、今季初勝利

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F1-2011-R9.jpg

F1も早、第9戦を迎えた。
第9戦の舞台は、記念すべきF1第1回目のGP開催地、
イギリスはシルバーストーンサーキット。モーターレーシングの聖地と言える場所だ。

第9戦目と言うと、一昔前まで後半戦の折り返しと言うイメージが強いが、今やシーズン19戦、20戦とかになってるので、まだまだ前半戦という所が時代の変遷を感じたりする。
伝統のコース、シルバーストーンだが、老朽化が進み一時期はカレンダーから外れる危機もあったが、後任のイギリスGPの開催地となる見込みだったドニントンがサーキット改修で失敗し、結局シルバーストーンに戻し、昨年は大幅なコース改修とリニューアルを果たした。
結果、往年の高速サーキットと言う印象が大分変った所はあるが、昔からの名物コーナーは健在であり、やはり存在感は一際大きい。
更に、今年はグランドスタンドとピットレーンが新設・リニューアルされスタート位置も変更となった。このスタート位置の変更が中々曲者でついつい従前のピットストレートがスタートと勘違いしてしまい、何だかレースを見てても混乱する事しきりだったけど。

そして、今回のレースから大きな話題となっているのが、オフスロットル時のディフューザーへの排気吹付禁止。今シーズンの最重要トレンドのブロウンディフューザーを禁止する動き。
これによって、一番エンジンマッピングの最適化が進んでいると思われるルノーエンジン陣営に最も大きな打撃があるのではと推測され、今期ブッチ切り(特に予選において)の速さを見せているレッドブルに大きな影響があるのではと言われていたが、ルノー陣営はエンジンの信頼性に影響を与えるので50%ほどの排気は容認するようにと、規制の譲歩をFIAに求め、一旦認められていたものの、翻って譲歩撤回が申し渡され、一方同じような要因でオフスロットル時の点火の遅延を容認されたメルセデスは譲歩を許されたままと言う事でエンジンメーカーにより不公平が発生する事により、忙しくFIAとチーム側と技術会議が再三行われた。結局、レッドブル含むルノー陣営がイギリスGPのみはと言う事で制限をのむ形となった。

そして予選は、結局レッドブルがフロントロー独占。ただ、いつもと違うのは、PPはウェバーで、3位のアロンソとの差はわずかにコンマ1秒だったと言うこと。今までの予選のブッチ切りようから言えばやはり今回の規制の影響はレッドブル勢は大きいようだ。
そしてルノー勢に至っては予選Q2敗退と言う低調ぶり。

そして決勝。スタートでウェバーを交わし、首位に躍り出たのはヴェッテル。いつもの勝ちパターンになるかに見えたが、今回はそうならなかった。
珍しくヴェッテルのタイヤ交換でレッドブルのクルーが手間取り、その間にアロンソに首位を奪われた。その後は、実にアロンソらしい磐石のレース運びで危なげ無く今季初勝利を飾った。
このブロウンディフューザー規制が勢力図に影響を与えそうだ。がこのレギュレーション変更も元に戻される可能性もある。またヴェッテルは優勝を逃したとは言え、2位フィニッシュ。確実にポイントを稼ぎひたすら独走を状態は相変わらずだ。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1:28:41.196
2. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル +16.511
3. マーク・ウェーバー レッドブル +16.947
4. ルイス・ハミルトン マクラーレン +28.986
5. フェリペ・マッサ フェラーリ +29.010
6. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +1:00.665
7. セルジオ・ペレス ザウバー +1:05.590
8. ニック・ハイドフェルド ルノー +1:15.542
9. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +1:17.912
10. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +1:19.108
11. エイドリアン・スーティル フォースインディア +1:19.712
12. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +1:20.681
13. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1 Lap
14. パストル・マルドナド ウィリアムズ +1 Lap
15. ポール・ディ・レスタ フォースインディア +1 Lap
16. ティモ・グロック ヴァージン +2 Laps
17. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン +2 Laps
18. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +2 Laps
19. ダニエル・リチャルド HRT +3 Laps
Did not finish
20. ジェンソン・バトン マクラーレン +12 Laps
21. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +27 Laps
22. 小林可夢偉 ザウバー +29 Laps
23. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +42 Laps
24. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +50 Laps

F1、2011 第8戦 ヨーロッパGP - ヴェッテル磐石の勝利

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F1-2011-R8.jpg

F1第8戦の舞台は、スペイン、バレンシアのヨーロッパGP。
モナコ、カナダと続き連続でストリートコース3戦目。
ここのコースはストリートコースとは言え、道幅も広く、スピードも結構出る。
が、微妙に曲がりくねっており、抜き所はあまりない。まあ、正直退屈なグランプリの一つと言う印象は大きい。

このヨーロッパGPから、予選と決勝とのエンジンマップの変更が禁止された。これは今やすっかり空力トレンドとなったブロウンディフューザーに対する措置の一環。ブロンディフューザーではエンジンの排気をダウンフォース取得に積極的に使うものだが、この為、本来はスロットルオフの時は排気がなく、この為、ダウンフォースに一貫性がないと言う問題があった。これを特殊なエンジンマップによりスロットルオフ時も排気を続け、ダウンフォースに一貫性を持たせる。特に予選時はこの特殊なエンジンマップを使いパフォーマンスを向上させ、決勝レースはエンジンの信頼性を考慮したマッピングに変更すると言うのが予選で圧倒的なパフォーマンスを見せるレッドブルの戦略と見られていた。
なお、この空力用途の為にエンジンの排気をコントロールする事はレギュレーション違反と見なされ、イギリスGPからは完全に撤廃される予定。

そんな状況の中、予選では結局いつも通りのレッドブル圧勝、フロントロー独占。
そして決勝レースも、ヴェッテルは磐石としかいいようがない強さでレースをコントロールし、今シーズン8戦中6勝目をマーク。圧倒的強さだ。
2位に地元の意地も実ったアロンソがゲット。このレースはレッドブルに食いつけたのはフェラーリ、アロンソのみでマクラーレンはペース的にも置いて行かれた感が強かった。

ブロウンディフューザーの廃止により、レッドブル圧勝の構図が変わる事が予想されていたが、そう変わりそうもない。やはりニューエイの設計する車は実に多様の要素が絡み合って今のパフォーマンスを引き出していると考えられる。ブロウンディフューザーもその1つでしかないのかも知れない。
レッドブル圧勝の構図はまだまだ続く。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル 1:39:36.169
2. フェルナンド・アロンソ フェラーリ +10.891
3. マーク・ウェーバー レッドブル +27.255
4. ルイス・ハミルトン マクラーレン +46.190
5. フェリペ・マッサ フェラーリ +51.705
6. ジェンソン・バトン マクラーレン +1:00.065
7. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +1:38.090
8. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +1 Lap
9. エイドリアン・スーティル フォースインディア +1 Lap
10. ニック・ハイドフェルド ルノー +1 Lap
11. セルジオ・ペレス ザウバー +1 Lap
12. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1 Lap
13. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +1 Lap
14. ポール・ディ・レスタ フォースインディア +1 Lap
15. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +1 Lap
16. 小林可夢偉 ザウバー +1 Lap
17. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +1 Lap
18. パストル・マルドナド ウィリアムズ +1 Lap
19. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +2 Laps
20. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +2 Laps
21. ティモ・グロック ヴァージン +2 Laps
22. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン +2 Laps
23. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +3 Laps
24. ナレイン・カーティケヤン HRT +3 Laps

F1、2011 第7戦 カナダGP - 混乱のレースをバトンが制す

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F1-2011-R7.jpg

F1第7戦の舞台は、カナダ、モントリオールのジル・ビルヌーブサーキット。
湖に囲まれた景観の美しいサーキット。
しかし、コース自体は最近のモダンサーキットと比べると、ウォールは近い、エスケープゾーンは少ないの、結構シビアで難しいコース。
元々、公道コースだったのもあり、路面は非常にスリッピー。コースレイアウト自体はストップ&ゴーな感じで、メルボルンと似た感じのコース。

予選は、PPに既に指定席となったヴェッテルだが、フェラーリが好調で2-3番グリッドを獲得。このコースと相性がいいと見られていたマクラーレンは振るわず、ハミルトン5番手、バトン7番手。

そして決勝レースは大荒れとなった。
雨が降りしきり、今シーズン初のウェットレース。
SC先導でレースが始まり、SCが抜け、スタート。ここでハミルトンがまず乱調な走り。SC抜けるなり、ウェバーと1コーナーで接触。さらにシューマッハと競い合い、ヘアピンでラインを外し後退したかと思えば、今度はメインストレートでバトンの背後にせまり、ライン側に車を振った為、気付かなかったバトンと接触。そしてリアタイヤパンクでそのままリタイヤ。
ハミルトンと言うドライバーは非常にアグレッシブで素晴らしいスピードを持ったスーパーなドライバーだと思うが、シーズン中幾度かこう言う空回りがよくある。そのアグレッシブさが裏目に出てしまうと言う事かも知れないが、モナコに続き、ここカナダでもご乱調と言う感じだった。

その後のレースは、混乱続き。雨が強くなりレースも中断したり、そしてSCも何度となく入った。カナダGPはSCの入る率が非常に高いが雨もあり今回のレースは更に凄かった感じだ。

そんな大波乱の中、レースを制したのはマクラーレン、バトン。
最終ラップに入るまではヴェッテルがリードしていたが、見るからに違うペースでヴェッテルを追い上げ、最後はまだ乾ききれていない路面でヴェッテルがハーフスピン。バトンがまんまと追いぬき、そのままチェッカー。

今回は特殊なコンディションだったとは言え、相変わらずこう言うシチュエーションだとバトンはクレバーだ。考えてみたらマクラーレンで彼が挙げた勝利は全てウェットレースだ。
今回は、ハミルトンやアロンソに接触したりでそれなりに荒れてたけど。

アロンソも今回はツキがなかった。バトンに追突される感じでリタイヤに追い込まれてしまった。調子は良かっただけに、悔いが残るだろう。

しかし、ヴェッテルは最後に首位を譲ったとは言え、手堅く2番手。ますますチャンピオンシップのリードを広げている。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. ジェンソン・バトン マクラーレン 4:04:39.539
2. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル +2.709
3. マーク・ウェーバー レッドブル +13.828
4. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +14.219
5. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +20.395
6. フェリペ・マッサ フェラーリ +33.225
7. 小林可夢偉 ザウバー +33.270
8. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +35.964
9. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +45.117
10. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +47.056
11. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +50.454
12. ペドロ・デ・ラ・ロサ マクラーレン +1:03.607
13. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +1 Lap
14. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン +1 Lap
15. ティモ・グロック ヴァージン +1 Lap
16. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +1 Lap
17. ナレイン・カーティケヤン HRT +1 Lap
Did not finish
18. ポール・ディ・レスタ フォースインディア +3 Laps
19. パストル・マルドナド ウィリアムズ +9 Laps
20. ニック・ハイドフェルド ルノー +15 Laps
21. エイドリアン・スーティル フォースインディア +21 Laps
22. フェルナンド・アロンソ フェラーリ +34 Laps
23. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +42 Laps
24. ルイス・ハミルトン マクラーレン +63 Laps

F1、2011 第6戦 モナコGP - ヴェッテル今季5勝目

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F1-2011-R6.jpg

F1サーカスの中でも、最も伝統的で格式高くセレブリティーなGP。モナコGP。
高級住宅地の狭く曲がりくねった市街地コースを78周。でも他のレースと比べるとここだけ走行距離は特例で短い。でも速度も低いので時間はそれなりに長い。

とにかく狭く抜けないサーキット代表。
しかし、今年のDRS+KERS+ピレリタイヤでこのモナコでオーバーテイク可能になるのだろうか。

予選で好調さを見せたのはハミルトン。Q1、Q2でトップタイム。しかし、Q3でザウバーのペレスが大クラッシュし、赤旗中断。タイムを出していなかったハミルトンは、赤旗解除後アタックをしたが、時間は2分しかなく、しかも大抵の場合中断されると路面コンディション
は悪くなる。それもありタイムは伸びずおまけにシケインをショートカットしてしまった為、タイム無効となった。
思えば、この運の悪さがハミルトンの今年のモナコGPを象徴してた感がある。
PPは結局、すっかり定位置になってるヴェッテル。しかしバトンは2位でマクラーレンの好調ぶりが伺える。

そして決勝レース。
ヴェッテルが首位をキープしたまま1コーナーをクリア。そのままいつものパターンで逃げる。
DRS+KERS効果でそれなりにこのモナコでもオーバーテイクはあったが、やはり基本は抜けないモナコGP。変にDRSで前者に近付ける為、遅い車に引っ掛かり何だかいつものモナコより車の数珠つなぎが多くなった印象がある。
ヴェッテルが最初のタイヤ交換に時間を要してしまい、そのスキに首位を奪還し逃げに転じたバトンだったが、途中のSCでご破産になり、結局はタイヤ戦略もありヴェッテルがモナコ初勝利、今季5勝目を挙げた。ヴェッテル独走状態になりつつある。
2位にフェラーリのアロンソが入ったのは立派。そしてハミルトンは、アグレッシブなレースを展開したものの、マッサと接触しペナルティ、レース後半は周回遅れと数珠つなぎ集団と絡み接触されたり、マルドナドと接触したりで踏んだり蹴ったり感が強いレースだった。

しかし、ヴェッテル強いね。今日も終盤はSCと赤旗に救われたとは言え、それまではタイヤも厳しく、厳しいレース展開だったが、冷静にコントロールしていた事を考えると、ますます精神的には成長をしている感じだ。今シーズンは強そうだね。
そうそう、可夢偉が5位でした。終盤の赤旗中断からレース再開時は4位だったけど凄まじい勢いのウェバーに抜かれてしまった。まあでも上出来では。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル 2:09:38.373
2. フェルナンド・アロンソ フェラーリ +1.138
3. ジェンソン・バトン マクラーレン +2.378
4. マーク・ウェーバー レッドブル +23.101
5. 小林可夢偉 ザウバー +26.916
6. ルイス・ハミルトン マクラーレン +27.210
7. エイドリアン・スーティル フォースインディア +1 Lap
8. ニック・ハイドフェルド ルノー +1 Lap
9. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1 Lap
10. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +1 Lap
11. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +2 Laps
12. ポール・ディ・レスタ フォースインディア +2 Laps
13. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +2 Laps
14. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +2 Laps
15. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン +3 Laps
16. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +3 Laps
17. ナレイン・カーティケヤン HRT +4 Laps
Did not finish
18. パストル・マルドナド ウィリアムズ +5 Laps
19. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +11 Laps
20. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +12 Laps
21. フェリペ・マッサ フェラーリ +46 Laps
22. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +46 Laps
23. ティモ・グロック ヴァージン +48 Laps



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