2010年10月アーカイブ

F1、2010 第17戦 韓国GP - アロンソが波乱のレースを制す

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F1-2010-R17.jpg

いよいよ大詰めになってきた、2010シーズンのF1。
第17戦は、初の開催となる、韓国GP。
サーキットの建設が遅れ、一時はキャンセルとなるのではないかと言う懸念もあったが、無事開催にこぎつけた。とは言ってもグランプリが何とか開催出来る状態に漕ぎ着けたと言う所で、サーキット自体はまだ建設が終わっていない。
と言う状況の中、予選はレッドブル1-2。当初は、長いストレートがある為、マクラーレンもしくはフェラーリが有利とされていたが、蓋を開ければ、いつもの予選。そして前戦の勝利で勢いにのるヴェッテルがPP。

そして決勝レース。かねてから降水確率が高いと言われていたが、大雨。
セーフティーカー先導でとりあえず、レーススタートするものの、雨が激しいため、3周で赤旗中断。1時間程して雨が止み、ようやく再スタートの波乱のレース。
コンディションは完全にウェットで、再開されたレースも大波乱。ランキングトップのウェバーが早々にスピンしリタイヤ。そして、順調にトップを快走していたヴェッテルもレース終盤の46周目にエンジンブローで、レッドブルは痛恨の2台リタイヤ。
混乱のレースを制したのは、フェラーリ、アロンソ。ハミルトンが2位に続いた。
これで、アロンソが一気にドライバーズランキングでもトップに立った。ここの所のアロンソの集中力、凄まじい。最強のドライバーとの評価通りの終盤の勝負強さが出ている。
残り2戦。ますます混沌としてきた今シーズン。最終戦までもつれそうだ。


レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. フェルナンド・アロンソ フェラーリ 2:48:20.810
2. ルイス・ハミルトン マクラーレン +14.999
3. フェリペ・マッサ フェラーリ +30.868
4. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +39.608
5. ロベルト・クビサ ルノー +47.734
6. ヴィタントニオ・リウッツィ フォースインディア +53.571
7. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1:09.257
8. 小林可夢偉 ザウバー +1:17.889
9. ニック・ハイドフェルド ザウバー +1:20.107
10. ニコ・ヒュルケンベルグ ウィリアムズ +1:20.851
11. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +1:24.144
12. ジェンソン・バトン マクラーレン +1:29.939
13. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +1 Lap
14. ブルーノ・セナ HRT +2 Laps
15. 山本左近 HRT +2 Laps
Did not finish
16. エイドリアン・スーティル フォースインディア +9 Laps
17. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル +10 Laps
18. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +16 Laps
19. ティモ・グロック ヴァージン +24 Laps
20. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +25 Laps
21. ルーカス・ディ・グラッシ ヴァージン +30 Laps
22. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +30 Laps
23. マーク・ウェーバー レッドブル +37 Laps
24. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +37 Laps

F1、2010 第16戦 日本GP - ヴェッテルがポール・トゥ・ウィン

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F1-2010-R16.jpg

F1もいよいよ終盤戦。第16戦の舞台は、過去、多くのチャンピオン決定戦となって来た、鈴鹿、日本GP。スパに並び、世界屈指のテクニカルなクラシックコースとして有名。
今年の鈴鹿は、土曜日に豪雨にたたられ、予選は中止。日曜日の午前中に予選が延期されると言う波乱。しかし打って変わって日曜日は晴天に恵まれ、予選・決勝ともに普通のドライコンディションとなった。
かねてからの評判通り、レッドブルが圧倒的な速さを見せつけた。フェラーリもここ数戦、大分パフォーマンスを上げてきたように見えてたが、やはり得意なコースは圧倒的にレッドブルが速い。ヴェッテル ー ウェバーのフロントロー独占の予選結果。
決勝レースは、PPからヴェッテルが首位を手堅く守り、そのままチェッカー。昨年に引き続き、鈴鹿連勝。ウェバーも2位でレッドブルの1-2。アロンソもパフォーマンスではレッドブルに遥か及ばなかったものの堅調に3位フィニッシュ。更に運に見放されつつある感のあるハミルトン。ギヤボックスに不調を来し、バトンにポジションを譲り、5位フィニッシュ。

しかし、今年のポイント制度は、やはり優勝すると大きい。ヴェッテルの勝利により、ヴェッテルがタイトル争い2位に浮上。レッドブル1-2の構図の上、首位ウェバーとの差は14ポイント。十分に射程圏だ。残り3戦、レッドブルのチーム内争いがますます激化しそう。ヴェッテルも最近は落ち着きのある走りをしており、また追う方が楽なのも大きい。逆に最近ウェバーは妙に守りに入っている感がある。気になる所だ。


レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル 1:30:27.323
2. マーク・ウェーバー レッドブル +0.906
3. フェルナンド・アロンソ フェラーリ +2.721
4. ジェンソン・バトン マクラーレン +13.522
5. ルイス・ハミルトン マクラーレン +39.595
6. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +59.933
7. 小林可夢偉 ザウバー +1:04.039
8. ニック・ハイドフェルド ザウバー +1:09.668
9. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1:10.846
10. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +1:12.806
11. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +1 Lap
12. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +1 Lap
13. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +2 Laps
14. ティモ・グロック ヴァージン +2 Laps
15. ブルーノ・セナ HRT +2 Laps
16. 山本左近 HRT +3 Laps
Did not finish
17. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +6 Laps
18. エイドリアン・スーティル フォースインディア +9 Laps
19. ロベルト・クビサ ルノー +51 Laps
20. ニコ・ヒュルケンベルグ ウィリアムズ +53 Laps
21. フェリペ・マッサ フェラーリ +53 Laps
22. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +53 Laps
23. ヴィタントニオ・リウッツィ フォースインディア +53 Laps
24. ルーカス・ディ・グラッシ ヴァージン +53 Laps


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