2011年9月アーカイブ

F1、2011 第14戦 シンガポールGP - 快進撃ヴェッテル3連勝

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F1-2011-R14.jpg

F1第14戦、シンガポールGP。
夜中に行われるナイトグランプリ。
最初の頃はミッドナイトGPと言う事で物珍しさもあったけど、だんだん慣れてきた感のあるシンガポールの公道コース。
しかし、ここはまだウェットレースになった事がない。ウェットになった時にどんな混乱が起きるのかは未知数だ。

さて、F1の夏休み明けのベルギーGPから再び快進撃をみせるヴェッテル。このレース、バトンやアロンソ、ウェバーの順位次第では早くもチャンピオンシップ獲得の可能性あり。
そして予選はもう定番となってしまったが、ヴェッテルがまたまたブッチ切りのPP獲得。レッドブルと言うかヴェッテルはここに来てまた他チームとのギャップを広げているようだ。

決勝レース。PPから飛び出したヴェッテルは快調なレース運び。2番手のウェバーがスタート失敗し、その割を喰らった感じのハミルトンも後方に下げる。
ヴェッテルは終始レースをコントロール。レース後半バトンに追い詰められるシーンもあったが結局危なげ無くトップチェッカー。3連勝の今期9勝目だ。
2番手はバトンが入り、タイトルは次戦、鈴鹿に持ち越しとなった。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull 1:59:06.757
2. ジェンソン・バトン McLaren +1.737
3. マーク・ウェーバー Red Bull +29.279
4. フェルナンド・アロンソ Ferrari +55.449
5. ルイス・ハミルトン McLaren +1:07.766
6. ポール・ディ・レスタ Force India +1:51.067
7. ニコ・ロズベルグ Mercedes +1 Lap
8. エイドリアン・スーティル Force India +1 Lap
9. フェリペ・マッサ Ferrari +1 Lap
10. セルジオ・ペレス Sauber +1 Lap
11. パストル・マルドナド Williams +1 Lap
12. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +1 Lap
13. ルーベンス・バリチェロ Williams +1 Lap
14. 小林可夢偉 Sauber +2 Laps
15. ブルーノ・セナ Lotus Renault +2 Laps
16. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +2 Laps
17. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +2 Laps
18. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +2 Laps
19. ダニエル・リチャルド HRT +4 Laps
20. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +4 Laps
21. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +5 Laps
Did not finish
22. ヤルノ・トゥルーリ Team Lotus +14 Laps
23. ミハエル・シューマッハ Mercedes +33 Laps
24. ティモ・グロック Virgin +52 Laps

F1、2011 第13戦 イタリアGP - ヴェッテル快調、連勝

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F1-2011-R13.jpg

F1、第13戦、イタリアGP。
最もクラシックかつ単純なコースレイアウトのモンツァでのレース。
ここのコースは直線とシケインを繋げただけのような単純なレイアウト。それだけに最高速は伸び、F1サーカスの中でも最も最高速が高く、レースの平均速度も最も高いグランプリ。

この為、例年、各チームともリアウィングは可能な限り薄く、寝かせて、ダウンフォースを削り、最高速重視のセッティングを持ち込むのだが、今年は、DRSと言う要素もあり、若干様相が異なっていた。

マクラーレンは大きめのウィングを採用、レッドブルも同様にダウンフォース付け目で予選はDRSでマージンを稼ぐ戦略に出た。
ポールはもはや定位置になった感のあるヴェッテルが奪取。しかしここモンツァはレッドブルに不利なサーキットと見られており、ここでポール獲得は快挙だ。しかも戦略の違い、セッティングの違いからヴェッテルの最高速自体は最も遅い部類だった。ダウンフォース+コーナー重視のセッティングで持ってきた。

そしてレース。
レース開始早々、HRTのリウッツィがクラッシュを演じ、他社も巻き込み、セーフティーカー出動。絶好のスタートを切ったのはフェラーリ、アロンソで一気にトップに躍り出た。
しかし、レース再開後、アロンソの首位はあっけなく陥落。すぐにヴェッテルに抜き去られる。最高速よりも加速を重視したようなギアレシオ戦略もあり、コーナーの立ち上がりであっという間に抜き去った。
一方、レッドブルの作戦に合わせ、ある程度ダウンフォースを付け最高速を犠牲にする方向の作戦を取ったマクラーレンは、メルセデスのシューマッハに先をいかれ、DRSを使っても最高速の伸びるシューマッハを抜けないと言うジレンマに陥った。特にシューマッハとハミルトンの争いは中々の白熱ぶり。何とか抜こうとするハミルトンを巧みなライン取りで防御するシューマッハ。往年の走りを思わせる集中した素晴らしい走りだったと思う。シューマッハもベルギーもそうだったが、調子は取り戻しつつある感がある。

結局レースは、首位に立った後は至って安定したレースコントロールをしたヴェッテルが前戦に続き連勝を飾った。ますます2位とのギャップを広げた。チャンピオンシップも満帆な感じになってきた。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull 1:20:46.172
2. ジェンソン・バトン McLaren +9.590
3. フェルナンド・アロンソ Ferrari +16.909
4. ルイス・ハミルトン McLaren +17.417
5. ミハエル・シューマッハ Mercedes +32.677
6. フェリペ・マッサ Ferrari +42.993
7. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +1 Lap
8. ポール・ディ・レスタ Force India +1 Lap
9. ブルーノ・セナ Lotus Renault +1 Lap
10. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +1 Lap
11. パストル・マルドナド Williams +1 Lap
12. ルーベンス・バリチェロ Williams +1 Lap
13. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +2 Laps
14. ヤルノ・トゥルーリ Team Lotus +2 Laps
15. ティモ・グロック Virgin +2 Laps
16. ダニエル・リチャルド HRT +14 Laps
Did not finish
17. セルジオ・ペレス Sauber +21 Laps
18. 小林可夢偉 Sauber +32 Laps
19. エイドリアン・スーティル Force India +44 Laps
20. マーク・ウェーバー Red Bull +49 Laps
21. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +52 Laps
22. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +53 Laps
23. ニコ・ロズベルグ Mercedes +53 Laps
24. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +53 Laps


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