F1第13戦ハンガリーGP決勝、波乱のレースをバトンが制す!

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F1第13戦ハンガリーGP決勝。
今シーズン初のウェットレースとなった。しかもハンガリーGPでは初のレインレースだ。
スタート後は、PPのライコネンがトップを維持したままだが、後ろは順位大変動。1周目の時点で、M.シューマッハは早くも4位、F.アロンソも6位に上げた。
イメージ的には、ウェットレースでは、ミシュランよりブリヂストンの方がタイヤパフォーマンスが優れてる印象があったが、今日は違ってた。1周目でまんまと4位に浮上したシューマッハだが、その後、アロンソ、バトンと続けざまにオーバーテイクされる。ミシュランの方が4〜6秒程ラップタイムが速い。
その後、レースはピットインのタイミングを遅らせたアロンソがトップに立ち、レースを引っ張る。M.シューマッハは8番手まで順位を下げて、首位アロンソにラップされる羽目に。

途中、ライコネンがクラッシュし、セーフティカーが入った。
レース再開後、M.シューマッハのラップタイムが上がり始める。ファステストラップを連発。路面がブリヂストンタイヤにフィットするようになってきたようだ。
路面はどんどん乾き、ピットインでドライに交換するドライバーも出て来た。アロンソも2度目のピットインでドライに交換。トップをそのまま快走と思いきや。タイヤのホイールトラブルで、コースアウト!痛恨のリタイヤだ。
レースは、バトンが首位を奪いシューマッハがウェットタイヤのまま2位でレースを続けている。レース終盤、ドライに交換ししているデ ラ ロサがシューマッハに襲いかかる。執拗にブロックするも路面が乾き始めた路面でのタイヤパフォーマンスの差は歴然。結局オーバーテイクを許してしまう。そして、M.シューマッハはその後、ハンドリングトラブルで、アロンソと同じく、何とリタイヤ!チャンピオンシップで重要なポイント獲得のチャンスをまんまと逃してしまった。ドライへの交換タイミングを誤ったチーム戦略のミスとも取れる。
結局、優勝は、J.バトン。悲願の初優勝だ。
そしてチャンピオンシップの行方はまた分からなくなった。シューマッハが好調に差を詰めてきたが、流れはまた分からなくなった。両者ノーポイントとは、ある意味、何だかんだアロンソの方に運はあるような気もする。

F1第14戦はちょいと休みを挟んで、3週間後、トルコGP。
ちょっと間があいてどう言う流れになるか。差を詰めれたレースを落としたフェラーリの代償は大きい気がするが。

波乱のF1第13戦ハンガリーGP決勝結果は以下の通り。

Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time Points
1 J・バトン ホンダ 1:52:20.941 10
2 P・デ・ラ・ロサ マクラーレン + 30.837 8
3 N・ハイドフェルド BMW + 43.822 6
4 R・バリチェロ ホンダ + 45.205 5
5 D・クルサード レッドブル + 1 laps 4
6 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps 3
7 R・クビカ BMW + 1 laps 2
8 F・マッサ フェラーリ + 1 laps 1
9 M・シューマッハ フェラーリ + 3 laps
10 T・モンテイロ ミッドランドF1 + 3 laps
11 C・アルバース ミッドランドF1 + 3 laps
12 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ + 4 laps
13 J・トゥルーリ トヨタ + 5 laps
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 5 laps
Did not finish
15 F・アロンソ ルノー + 19 laps
16 K・ライコネン マクラーレン + 44 laps
17 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ + 45 laps
18 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 51 laps
19 G・フィジケラ ルノー + 52 laps
20 C・クリエン レッドブル + 63 laps
21 M・ウェーバー ウィリアムズ + 68 laps
22 山本 左近 スーパー アグリ + 70 laps



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