2008、F1第4戦スペインGP、ライコネンが今季2勝目

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3週間ぶりのF1GP。
そしてブログも同じく3週間ぶりの更新なんだけど・・・いやいや。
さて、ヨーロッパラウンドの開幕となる、第4戦の舞台は、スペイン、バルセロナ。
ここのコースは、テストでもよく使われる、非常に車としての総合力が問われるサーキット。それだけにここでのパフォーマンスは、その車の真の実力を表すとも言われる。

さて、このスペインGPで一番の驚きだったのが、ルノーのパフォーマンスだ。
過去3戦は、アロンソが期待したものとは全くかけ離れた散々なパフォーマンスだったのが、この3週間でのアップデートは目覚ましく、予選では、何とアロンソがフロントロー(2番手)に並ぶ快挙。見た目にも大きな変化があり、特にレッドブルと同様のエンジンカバーを採用した。この形状にはあまり空力的なメリットがあるように感じないのだが、それよりもむしろ、横風の影響が大きそうで、慣性力の働きもコントロールしづらいように見えるのだが、どうなんだろう・・・。

PPはライコネン。マクラーレン勢は、サードロウに沈んだ。各チームの格差はますます小さく、コンマ数秒の中に10台がひしめくといった僅差の予選。

決勝レースでは、PPのライコネンが無難なスタートを決める。マッサがアロンソを出し抜き、2位に浮上。ハミルトンも好スタートを切り、クピサを交わし、4位に。
アロンソは周囲の予想通り、軽めの燃料搭載で、真っ先にピットイン。そして、上位陣は1回目のピットインを迎える頃、コヴァライネンが高速コーナーで大クラッシュ。
コーナリング中にタイヤのトレッドが剥離した感じで、そのままコントロール不能、ブレーキングなしで、タイヤバリアに激突。周囲に緊張が走る。
幸い、意識はあり、大事には至らなかったようだが、かなりヒヤリとしたシーンだった。マクラーレンは昨年もタイヤのトレッドが剥離するトラブルがあった。車に依存した要因があるのだろうか。

そして、好調アロンソもその後エンジンブローでリタイア。しかしながら今回の好パフォーマンスは、今後のレースにも期待出来る材料となりそうだ。

結局レースはライコネンが征し、今季2勝目。マッサも2位フィニッシュを決め、フェラーリ1-2。ハミルトンが復調の3位表彰台。
しかし、ライコネンから、4位のクピサまでの差は6秒弱。ますます各チームの格差は詰まってるようだ。

次戦はトルコGP。毎レース結論が見えない感じはあるが、やはり若干ながらフェラーリが強いか。
F1第4戦スペインGP決勝結果は以下

1 K・ライコネン フェラーリ 1:38:19.051
2 F・マッサ フェラーリ + 3.228
3 L・ハミルトン マクラーレン + 4.187
4 R・クビサ BMW + 5.694
5 M・ウェーバー レッドブル + 35.938
6 J・バトン ホンダ + 53.010
7 中嶋 一貴 ウィリアムズ + 58.244
8 J・トゥルーリ トヨタ + 59.435
9 N・ハイドフェルド BMW + 1:03.073
10 G・フィジケラ フォースインディア + 1 laps
11 T・グロック トヨタ + 1 laps
12 D・クルサード レッドブル + 1 laps
13 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
Did not finish
14 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 25 laps
15 F・アロンソ ルノー + 32 laps
16 R・バリチェロ ホンダ + 32 laps
17 H・コヴァライネン マクラーレン + 45 laps
18 A・デビッドソン スーパー アグリ + 58 laps
19 S・ボーデ トロロッソ + 58 laps
20 N・ピケ・ジュニア ルノー + 59 laps
21 S・ヴェッテル トロロッソ + 66 laps
22 A・スーティル フォースインディア + 66 laps



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