2008、F1第11戦ハンガリーGP、コヴァライネンが幸運な初勝利!

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F1第11戦、ハンガリーGP。
東欧圏で行われる唯一のGPだ。サーキット自体は、パーマネントサーキットでありながら、モナコのようにコーナーが多くストレートが少なく、低速なテクニカルコース。
また、ほとんどレースイベントも開催されない為、非常に埃っぽく、スリッピーなコースで抜き所もない。
あんまり目だっていい要素はないコースなんだけど、契約を2016年まで更新したとか。
やはり、東欧圏、唯一の開催国と言うのが大きいのだろう。でも、クピサがもっと活躍すれば、ポーランドでのF1開催もその内ありそうだけど。

しかし、各チームとも、このレースから大きく空力を変えてきた。
レッドブルから端を発した「シャークフィン」だが、その後、トロロッソ、ルノー、フォース・インディアと採用してきたが、このGPから、トヨタ、ホンダ、そして遂にフェラーリまで採用してきた。
最初登場した時は、A.ニューエイらしい発想だとは思ったけど、効果のほどは、どうなんだろうって思ってたけど(横風とかの影響が酷そうだし)、こうやって各チームが
こぞって採用しているからには、コンピュータ上のシミュレーション・風洞実験・実テストそれぞれで、それなりの効果が認められてるのだろう。
一方、マクラーレンは、ドイツでのテスト時には、シャークフィンを評価していたが、ハンガリーでは、BMW,ホンダが採用している「象耳ウィング」を採用してきた。

例年、ここやモナコなどの、低速テクニカルコース(空力よりメカニカルグリップが重視されるようなコース)は、マクラーレンが強い傾向があるが、ハンガリーでもその傾向変わらずに、また前戦からの勢いそのままに、予選でも、ハミルトンがPP、コヴァライネンが2位と、マクラーレンのフロントロー独占と言う結果となった。

そして決勝レース。
ハミルトンは無難なスタート。コヴァライネンはダスティーなイン側と言う事で、出遅れる。そして最高のスタートを切ったのが、3位グリッドのマッサ。あっという間にハミルトンに並び、ブレーキング競争でアウトから見事にオーバーテイク。一気にトップを奪取した。
ハミルトンもマッサに縋り付くが、差はじわりじわりと開いていく。首位に立ってレースを引っ張る時のマッサは本当に速い。逆にそうじゃない時のパフォーマンスの悪さが意味不明なんだけど、いずれにしてもそう言う点でムラのあるドライバーだ。
この日のマッサは終始素晴らしく、第1スティント終了後もハミルトンが必死に追いすがろうとするが、差はまたじわりと広がり、5秒程度の差になった。

そしてレースは動き出す。必死にプッシュを続けてたハミルトンの左フロントタイヤが、パンク。ピットインを余儀なくされた。
これで実質ハミルトンはトップ争いから脱落。3連勝の夢も消えた。
しかし、マクラーレンは昨年からタイヤのトラブルが多い。ハミルトン自身のドライビングスタイルがタイヤに負荷がかかると言う話とマクラーレン自体タイヤに優しい車ではないと言うことはあるだろうけど、スペインGPでもコヴァライネンにタイヤトラブルが発生している訳で根本的な問題が潜んでる気もするのだが。

その後、すっかり楽になったマッサが淡々とトップを周回する展開となったが、大きなドラマはレース終盤に待っていた。
残り3周の時点で、マッサのフェラーリから白煙が。エンジントラブルでバッドラックなストップ、リタイヤ。
結局、2位を走ってたコヴァライネンが初勝利を飾った。2位には大金星のトヨタ、グロッグが入った。そして3位は、気がつけばと言う感じで、ライコネンがゲット。
終始、アロンソに抑えられ、今回も精彩のない感があったが、運良くポディウムを獲得した。
しかし、マッサの走りは素晴らしかっただけに、何とも不運と言う感じだ。ただ、レース序盤〜中盤までハミルトンとのマッチレースの様相で、双方に相当車に負担をかけてたのかも知れない。
結局、マッサのリタイヤでチャンピオンシップはハミルトンリードのまま、しれっとライコネンが2位に浮上してきた。

そう言えば、カナダで念願の初優勝を飾ってからすっかり存在感が薄くなってきているBMWは一体どうしたんだろう。
既に、2009年の開発にリソースをシフトしてるんだろうか。ここ最近の不振は理由不明だ。

さて、F1サーカスはこれから3週間の夏休み。次戦は、初開催、バレンシアの市街地コースでのヨーロッパGP。

F1第11戦ハンガリーGPの決勝結果は以下の通り。

1 H・コヴァライネン マクラーレン 1:37:27.067
2 T・グロック トヨタ + 11.020
3 K・ライコネン フェラーリ + 16.811
4 F・アロンソ ルノー + 21.614
5 L・ハミルトン マクラーレン + 23.048
6 N・ピケ・ジュニア ルノー + 32.298
7 J・トゥルーリ トヨタ + 36.449
8 R・クビサ BMW + 48.321
9 M・ウェーバー レッドブル + 58.834
10 N・ハイドフェルド BMW + 1:07.709
11 D・クルサード レッドブル + 1:10.407
12 J・バトン ホンダ + 1 laps
13 中嶋 一貴 ウィリアムズ + 1 laps
14 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 1 laps
15 G・フィジケラ フォースインディア + 1 laps
16 R・バリチェロ ホンダ + 2 laps
Did not finish
17 F・マッサ フェラーリ + 3 laps
18 S・ボーデ トロロッソ + 3 laps
19 A・スーティル フォースインディア + 6 laps
20 S・ヴェッテル トロロッソ + 47 laps



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