フェラーリ、2009年新車発表!

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F60.jpg
年も明け、F1の新しいシーズンに向けた、新車が登場する時期となってきた。
そんな中、フェラーリの2009年仕様車が、先陣を切って発表された。
これまでのネーミングからすると、F2009となるのかと思いきや、「F60」と名付けられた。
これは、F1が1950年に始まって以来、ずっと参加し続けているコンストラクターである、フェラーリがF1参戦60年目を記念しての事らしい。
それだけに、この新車に対する思い入れも大きいのだろう。

2009年は、大きくレギュレーションが変わる。
これまでの空力デバイス(付加物)は全て禁止され、リアウィングの幅はかなり縮小。おまけに位置はかなり高くなった。逆にフロントウィングはかなり幅広となり、ドライバーが、フラップの角度調節が出来るようになる。(ダウンフォースをコントロールできる。)
複雑怪奇となってしまった空力ダウンフォースを抑制し、メカニカルグリップを増加させる方向で、オーバーテイクの増加を促進する狙いだ。

昨シーズンが終わり、2009年仕様の車でテストが始まった頃は、特にほぼ2009年仕様だったBMWの車は、何とも不恰好に感じたけど(それもいずれ慣れると誰かが言ってたけど)、
このフェラーリの新車は写真を見る限りは、中々にスマートな出来栄えだ。
細長く、鋭く突き出したノーズが一際目を引き、サイドポンツーもかなり絞り込んだシェイプと
なっている。空力的にもそれなりに練られている感がある。
余計な空力デバイスがない分、純粋にシェイプの美しさが際立つ感もある。

しかし、フェラーリは、KERSの開発において大きな遅れをとってる模様。
フェラーリ以外も、順調なチームは少なく、BMWとマクラーレンくらいのようだ。
ただ、順調に見えるマクラーレンも、KERSを搭載しない可能性があるようだ。
問題なのは、KERSがとても重い事。搭載する事は、無視出来ない重量と重心への影響があるようで、場合によっては、非搭載の方が、バランス的にもセッティングの幅と言う面でもメリットが出る可能性があるようだ。
蓋を開けてみないとどう転ぶかは分からないけど。



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