F1、2011 第4戦 トルコGP - ヴェッテル勝利、レッドブル圧巻の1-2

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F1-2011-R4.jpg

前戦の中国GPから3週間と言う比較的長いインターバルを経て、F1第4戦、トルコGPが行われた。トルコ、イスタンブールのコースもヘルマン・ティルケによるサーキットデザイン。
よってコースの特徴や雰囲気は、他のティルケサーキット(マレーシア、中国、韓国、アブダビ、バーレン等)と似通ってたりするのだが、その中でも特に評価の高いコースがこのトルコGPのイスタンブールだ。
逆回り(左回り)のコースレイアウト、豊富なアンジュレーション、そして何よりもF1サーキット屈指の難関高速コーナーである「ターン8」。ティルケの手掛けたコースの中でも傑作と言われているこのトルコのコース。
しかし、ここはいつも観客は少なく、サーキット運営側は来年以降の契約に消極的なようで来年はグランプリカレンダーから消える可能性もあるようで、ドライバーや関係者から人気の高いコースの為、F1関係者、ドライバーなどからも懸念が聞こえてくる。

このコースもやはりダウンフォース、空力ソリューションがものを言う。3週間のブランクが開いた訳だが、中国GPまではレッドブル追撃の1番手としてマクラーレンと言う感じだったが、この3週間でメルセデスとフェラーリが大分追いついてきたと言う感じだ。
予選では、ロズベルグが3位獲得。アロンソも5位獲得。
しかし、レッドブルの強さは相変わらずレベルが違っており、ヴェッテルが全く余裕の4戦連続のPP奪取。ウェバーも2位に続き、レッドブルがフロントロー独占。

そして決勝。ここは過去の実績から見ても圧倒的に奇数列のグリッドが優位。偶数列は路面が汚れておりグリップしない。毎年スタートで明らかな差が出る。
そして今シーズンも変りなく、奇数列が優位なスタート。PPのヴェッテルは手堅くスタートを決め、3位のロズベルグは2位のウェバーを交わす。
その後、ウェバーはロズベルグを抜きレッドブル1-2体制を確立する。

しかし今シーズンは、本当にオーバーテイクが凄まじい数だ。DRS+KERS+ピレリタイヤ効果だが、今回のレースも抜きつ抜かれつがあまりに多く、まぁ楽しいのだけど、個人的にはちょっとオーバーテイクが多い方にパラメーター・バランスが傾き過ぎている気がする。もちろん、コースにもよるだろうけど。

そして、結局はレッドブルが1-2の圧巻のレースっ振り。
ライバル達も必死に追いつこうとしているが、レッドブルはどんどん逃げている感じだ。そしてアロンソが3位をゲット。レースペースもかなり良かった。フェラーリも調子をあげつつある。しかし、レッドブル強過ぎの構図。

レース結果

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル 1:30:17.558
2. マーク・ウェーバー レッドブル +8.807
3. フェルナンド・アロンソ フェラーリ +10.075
4. ルイス・ハミルトン マクラーレン +40.232
5. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +47.539
6. ジェンソン・バトン マクラーレン +59.431
7. ニック・ハイドフェルド ルノー +1:00.857
8. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +1:08.168
9. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +1:09.394
10. 小林可夢偉 ザウバー +1:18.021
11. フェリペ・マッサ フェラーリ +1:19.823
12. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +1:25.444
13. エイドリアン・スーティル フォースインディア +1 Lap
14. セルジオ・ペレス ザウバー +1 Lap
15. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1 Lap
16. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +1 Lap
17. パストル・マルドナド ウィリアムズ +1 Lap
18. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +1 Lap
19. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +2 Laps
20. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン +2 Laps
21. ナレイン・カーティケヤン HRT +3 Laps
22. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +5 Laps
Did not finish
23. ポール・ディ・レスタ フォースインディア +14 Laps
24. ティモ・グロック ヴァージン +58 Laps

ドライバーズポイント

Pos. ドライバー コンストラクターズ Points
1. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル 93
2. ルイス・ハミルトン マクラーレン 59
3. マーク・ウェーバー レッドブル 55
4. ジェンソン・バトン マクラーレン 46
5. フェルナンド・アロンソ フェラーリ 41
6. フェリペ・マッサ フェラーリ 24
7. ヴィタリー・ペトロフ ルノー 21
8. ニック・ハイドフェルド ルノー 21
9. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP 20
10. 小林可夢偉 ザウバー 8
11. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP 6
12. セバスチャン・ブエミ トロロッソ 6
13. ポール・ディ・レスタ フォースインディア 2
14. エイドリアン・スーティル フォースインディア 2
15. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ 0
16. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ 0
17. セルジオ・ペレス ザウバー 0
18. ヤルノ・トゥルーリ ロータス 0
19. パストル・マルドナド ウィリアムズ 0
20. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン 0
21. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス 0
22. ティモ・グロック ヴァージン 0
23. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT 0
24. ナレイン・カーティケヤン HRT 0

コンストラクターズポイント

Pos. コンストラクターズ Points
1. レッドブル 148
2. マクラーレン 105
3. フェラーリ 65
4. ルノー 42
5. メルセデスGP 26
6. ザウバー 8
7. トロロッソ 6
8. フォースインディア 4
9. ウィリアムズ 0
10. ロータス 0
11. ヴァージン 0
12. HRT 0


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